プロアルテといえば、クラシックギター弦の代表格ともいうべきブランドです。初心者や迷ったらまずはプロアルテノーマル、といわれるほど信頼度が高く、プロの中にも愛用者が多くいます。
そんなダダリオプロアルテのクラシックギター用弦について、クラシックギター歴30年以上の管理人が、これまでに実際に自分の楽器(ハウザミやベレサールなど)に張って試した経験をもとに、各弦の特徴を忖度なしで比較しました。

元々はイタリアの家族経営の弦メーカー
今でこそダダリオはアメリカのニューヨークに本社を置くメーカーですが、もともとはイタリアで弦を製造していたD’Addario一家が起源の非常に長い歴史のあるメーカーです。
Wikipediaによると、1680年にDonato D’Addarioという人にロープや弦の製造者かつ売り主を意味する”cordaro”という洗礼名を付けた記録が残っているそうです。
その後、1915年にそのイタリアの街が地震で大打撃を受け、RoccoとCarmineというD’Addario一家の義兄弟がアメリカのニューヨークに移住します。
そして20世紀のギター音楽の盛り上がりとともに発展し、今に至ります。現在ではギターだけでなくベース、マンドリン、バンジョー、ウクレレ、フィドルなど様々な弦楽器の弦を製造し、世界最大の弦メーカーの1つとなっています。
プロアルテ (Pro-arte) はダダリオのクラシックギター用弦のブランド名
よく混同されますが、「プロアルテ」というのはダダリオの製品のブランド名であって、会社名ではありません。いわば、「サバレスのカンティーガ」と同じで、「ダダリオのプロアルテ」なのです。
とはいえややこしいのが、「ダダリオのプロアルテのコンポジット」のようにプロアルテの中にも複数の製品があることです。これを嫌ったのか、最新のXTシリーズでは「プロアルテ」をやめました。今後はこの流れになるのかもしれません。
ダダリオ (D’Addario) のクラシックギター用の弦 一覧
世界最大の弦メーカーの1つだけあって非常に種類が多いです。
まず、一覧にするとこのようになります。
| 名称 | 型番 | 種類 | |
| ナイロンコア | EJ43, EJ44, EJ45, EJ46 | 普通の高音ナイロン弦、普通の銀色の低音弦セット。テンションはEJ43がライトテンション、EJ45がノーマルテンション、EJ46がハイテンション、EJ44がエクストラハードテンション。 | |
| ブラックナイロン | EJ49, EJ50 | 高音弦がブラックナイロンという黒色の弦になっている。音が普通のナイロン弦よりも柔らかいらしい。 EJ49がノーマル、EJ50がハイテンション。低音弦は普通の銀色の低音弦。 | |
| 低音ブロンズ | EJ47, E48 | 高音弦は普通のナイロン弦、低音弦がブロンズ(青銅)80%と亜鉛20%の合金(いわゆる真鍮)。普通の低音弦よりも輝かしい音らしい。 EJ47がノーマルテンション、EJ48がハイテンション | |
| 研摩弦 | EJ51 | 普通のプロアルテに対して低音弦が研磨されていてノイズが少ない。なぜかハイテンションしかない。 | |
| レクティファイド(Rectified) | EJ29, EJ30, EJ31 | 普通のプロアルテに対して高音弦を研磨して真円性を高めたもの。音程が良い。また、そのため音が柔らか。 EJ30がノーマルテンション、EJ31がハイテンション。EJ29はライトテンションとノーマルテンションの間くらい。 | |
| EXPコーティッド | EXP44, EXP45, EXP46 | 普通のプロアルテに対して、低音弦をマルチフィラメントの心線にし、さらに極薄のコーティングを施したもの。錆や弦の摩耗に強く、通常の低音弦の2~3倍長持ちする。 EJ44がエクストラハードテンション、EJ45がノーマルテンション、EXP46がハイテンション。 | |
| コンポジット (Composites) | EJ44C, EJ45C, EJ46C | 低音弦をマルチフィラメント(複数の細い繊維を束ねたもの)の心線にしたもの。さらに、3弦に普通のナイロン弦と、コンポジット素材(こちらは単一繊維)の3弦の両方がついている。EJ44Cがエクストラハードテンション、EJ45Cがノーマルテンション、EJ46Cがハイテンション。 | |
| Lightly Polished | EJ44LP, EJ45LP, EJ46LP | EJ44C/EJ45C/EJ46Cに対して、低音弦を研磨してノイズを低減したもの。EJ44LPがエクストラハードテンション、EJ45LPがノーマルテンション、EJ46LPがハイテンション。 | |
| ダイナコア (Dynacore) | EJ44TT, EJ45TT, EJ46TT | 低音弦をダイナコアといわれる新素材の心線にし、高音弦にチタニウムと呼ばれる添加剤をして輝かしい音にしたものを使ったセット。低音弦は長寿命で、調弦の安定性も高いらしい。EJ44TTがエクストラハードテンション、EJ45TTがノーマルテンション、EJ46TTがハイテンション。 | |
| カーボン(Carbon) | EJ45FF, EJ46FF | 低音弦はチタニウムセットと同じダイナコア、高音弦がフロロカーボン弦のセット。EJ45FFがノーマルテンション、EJ46FFがハイテンション。高音弦のテンションはナイロン弦よりも高め。 | |
| XTシリーズ | XTC44, XTC45, XTC46 | 従来の弦の4倍以上の寿命を誇る長寿命弦。新しいコーティングを採用している。プロアルテシリーズではない。XTC45がノーマル、XTC46がハイ、XTC44がエクストラハイテンション。 | |
| クラシック (Classic) | EJ27N, EJ27H, EJ27N 1/2, EJ27N 3/4 | よく弦を交換する人のためにリーズナブルな価格に設定した弦。EJ27Nがノーマル、EJ27Hがハイ、1/2と3/4は子供ギター用。 | |
| XTダイナコアシリーズ | 高音チタニウム弦 | XTC45TT, XTC46TT | ダイナコアの低音弦にXTコーティングを施したシリーズ。高音弦がチタニウム弦。XTC45TTがノーマル、XTC46TTがハードテンション。 |
| 高音カーボン弦 | XTC45FF, XTC46FF | ダイナコアの低音弦にXTコーティングを施したシリーズ。高音弦がカーボン弦。XTC45FFがノーマル、XTC46FFがハードテンション。 |
以下からそれぞれの詳細です。
プロアルテ ナイロン
ダダリオ EJ45 プロアルテ ナイロン ノーマルテンション クラシックギター弦
ダダリオのEJ45は、世界中の演奏家から最も支持されているクラシックギター弦の標準モデルです。温かく豊かなトーンと優れた演奏性、安定したピッチ感を兼ね備え、練習から演奏会まで幅広く活躍します。
詳細スペック・テンション表を見る
Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | クリアナイロン |
| 2弦 | 0.8179 mm (0.0322″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | クリアナイロン |
| 3弦 | 1.0236 mm (0.0403″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | クリアナイロン |
| 4弦 | 0.7366 mm (0.029″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン芯 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン芯 |
| 6弦 | 1.0922 mm (0.043″) | 6.35 kg (14 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン芯 |
最も歴史のあるプロアルテの弦です。
昔から精度の良さには定評があり、癖のない音質からクラシックギター弦のデファクト的存在です。
人気のある弦のためバリエーションも豊富で、テンションが4種類あるほか、ブラックナイロンの弦やブロンズの低音弦、研磨減などが存在しています。
私も色々な弦を使ってよくわからなくなった時はこれに立ち戻るようにしています。
値上げによってだいぶ値段が上がりましたが、今でもAmazonなどでは安く買えます。
レビューはこちら:



プロアルテ レクティファイド ナイロン(Rectified Nylon)
通常のプロアルテのナイロン弦に対して心なし研削盤によって削ることで真円度を高めた高音弦を使用しています。
通常のナイロン弦はレーザーによる検査だけなので、どうしても誤差が残りますが、こちらは削ることによって真円度がさらに高まります。真円度が高まることでいわゆる「はずれ弦」がなくなり、音程がよく鳴ります。
削った結果なのか真円度が高まった結果なのか、通常のプロアルテよりも暖かみのある音がするそうです。
このレクティファイドナイロンには珍しい”モデラート”テンションが存在します。こちらはライトテンションとノーマルテンションの間なのだとか。
プロアルテ EXP コーティッド
低音弦の芯線にナイロンではなく新素材のコンポジット素材を使い、かつ巻線にコーティングを施した弦です。これにより寿命を長くしています。高音弦は普通のプロアルテと同じです。
昔は赤色の半透明のコーティングでしたが、いつの間にか透明なコーティングになって安くなりました。
レビューはこちら:

追記:EXPシリーズは後述するXTシリーズに置き換えられたようです。
プロアルテ コンポジット
ダダリオ EJ45C プロアルテ コンポジット ノーマルテンション クラシックギター弦
ダダリオのEJ45Cプロアルテ・コンポジットは、低音弦の芯線に複合繊維(コンポジット)素材を採用した高耐久モデルです。豊かな中低音と長寿命を実現し、高音弦の澄んだトーンと優れた音響バランスを提供します。
詳細スペック・テンション表を見る
Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | クリアナイロン |
| 2弦 | 0.8179 mm (0.0322″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | クリアナイロン |
| 3弦 | 1.0236 mm (0.0403″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | クリアナイロン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | 銀メッキ銅/コンポジット芯線 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | 銀メッキ銅/コンポジット芯線 |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.35 kg (14 lbs) | 銀メッキ銅/コンポジット芯線 |
EXPと同じく低音弦の芯線にコンポジット素材を使用しています。ただし、コーティングがなく、かつテンションの設定もこちらの方が高いです。
また、3弦が2種類入っており、通常のナイロン弦とカフェオレ色のコンポジット素材の弦が入っています。
レビューはこちら:

低音弦を軽く研磨してフィンガーノイズを減らしたシリーズもあります。
D'Addario EJ45LP プロアルテ コンポジット ライトポリッシュ ノーマルテンション クラシックギター弦
D'Addario EJ45LPは、多層コンポジット芯線に銀メッキ銅弦を巻き、表面をライトポリッシュ(軽めの研磨加工)仕上げにしたクラシックギター弦です。フィンガーノイズ(運指時の擦線音)を劇的に軽減し、レコーディングやマイク収音を伴うステージ演奏に最適なクリアで滑らかな操作感と上質なトーンを提供します。
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Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | クリアナイロン |
| 2弦 | 0.8179 mm (0.0322″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | クリアナイロン |
| 3弦 | 1.0236 mm (0.0403″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | クリアナイロン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | ライトポリッシュ銀メッキ銅(コンポジット芯線) |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | ライトポリッシュ銀メッキ銅(コンポジット芯線) |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.35 kg (14 lbs) | ライトポリッシュ銀メッキ銅(コンポジット芯線) |
型番の”EJ45LP”からは普通のプロアルテの研磨版に見えるのですが、実はコンポジットであるEJ45Cの研磨版なのでご注意ください。
プロアルテ ダイナコア (Dynacore)
D'Addario EJ45TT プロアルテ チタニウム ダイナコア ノーマルテンション クラシックギター弦
D'Addario EJ45TTは、明るく透明感のあるチタニウム高音弦と、独自開発の複合コア構造を持つダイナコア低音弦を組み合わせたモデルです。豊かな倍音と優れたピッチ安定性、素早い音の立ち上がりを実現しています。
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Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | チタニウムナイロン |
| 2弦 | 0.8179 mm (0.0322″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | チタニウムナイロン |
| 3弦 | 1.0236 mm (0.0403″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | チタニウムナイロン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合繊維 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 7.26 kg (16 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合繊維 |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.89 kg (15.2 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合繊維 |
低音弦の芯線にコンポジット素材とも異なる新素材を使用しています。これにより現代的な音かつ長寿命を実現しています。
また、高音弦にはチタニウム弦を使用してより大音量でこもらない音になっています。
レビューはこちら:

プロアルテ カーボン
ダダリオ EJ45FF プロアルテ カーボン ダイナコア ノーマルテンション クラシックギター弦
プロアルテ・カーボンは、遠達性と明瞭な音色を併せ持つフルオロカーボントレブルと、独創の複合芯線により力強い低音とフレキシブルな演奏感を実現したダイナコアバスを組み合わせたモデルです。ノーマルテンションならではの扱いやすさと、クリアでモダンなサウンドが特徴です。
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Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.6096 mm (0.024″) | 8.27 kg (18.23 lbs) | フルオロカーボン |
| 2弦 | 0.6909 mm (0.0272″) | 5.91 kg (13.04 lbs) | フルオロカーボン |
| 3弦 | 0.8407 mm (0.0331″) | 5.5 kg (12.13 lbs) | フルオロカーボン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.09 kg (15.62 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合芯線 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.82 kg (15.03 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合芯線 |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.34 kg (13.97 lbs) | 銀メッキ銅線 / ダイナコア複合芯線 |
ダイナコアの高音弦をカーボン弦に変えたセットです。よりこもりのないはっきりとした大きい音が出ます。
レビューはこちら:

XT
D'Addario XT クラシックギター弦 ノーマルテンション
ダダリオのXTシリーズは、独自の薄膜コーティング技術により耐摩耗性と防擦性を高め、優れた耐久性を実現したコーティングクラシックギター弦です。ノンコーティング弦のような自然なフィーリングと豊かな鳴りを損なうことなく、長期間にわたりフレッシュなトーンを維持します。
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Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | クリアナイロン |
| 2弦 | 0.8179 mm (0.0322″) | 5.35 kg (11.8 lbs) | クリアナイロン |
| 3弦 | 1.0236 mm (0.0403″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | クリアナイロン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | 銀メッキ銅 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | 銀メッキ銅 |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 7.26 kg (16 lbs) | 銀メッキ銅 |
ダダリオの最新のクラシックギター用弦で、パッケージの見た目も今までとはだいぶ違います。寿命が今までの3~4倍という触れ込みの長寿命弦です。詳細はこちらの記事を参照ください。
レビューはこちら:

プロアルテ クラシック
ダダリオ EJ27N クラシックナイロン ノーマルテンション クラシックギター弦
ダダリオのEJ27Nは、ビギナーや学生に最適な定番のエントリーモデルです。3本のクリアナイロン高音弦とシルバーメッキ銅巻きの低音弦により、温かみのあるバランスの取れたトーンと快適な演奏感を提供します。
詳細スペック・テンション表を見る
Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | クリアナイロン |
| 2弦 | 0.8103 mm (0.0319″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | クリアナイロン |
| 3弦 | 1.0211 mm (0.0402″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | クリアナイロン |
| 4弦 | 0.7366 mm (0.029″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン |
| 6弦 | 1.0922 mm (0.043″) | 6.35 kg (14 lbs) | 銀メッキ銅/ナイロン |
学生など長時間ギターを弾く人がリーズナブルに弦を交換できるように安い価格設定にした弦です。安いがプロアルテの品質は保たれています。
レビューはこちら:

XTダイナコア
プロアルテダイナコアの低音弦にXTコーティングを施したシリーズです。ダイナコア自体が長寿命なので、かなりの持ちが期待できそうです。
高音弦がチタニウム弦とカーボン弦の2つのバリエーションがあります。
ダダリオ XTC45TT XT クラシック ダイナコア チタニウム ノーマルテンション
ダダリオのXTクラシック・ダイナコア・チタニウムは、独自技術の極薄コーティングを施したダイナコア低音弦と、明瞭で透明感のあるチタニウム高音弦を組み合わせたロングライフモデルです。高いピッチ安定性と豊かな響きを実現しています。
詳細スペック・テンション表を見る
Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 6.94 kg (15.3 lbs) | チタニウム |
| 2弦 | 0.8128 mm (0.032″) | 5.26 kg (11.6 lbs) | チタニウム |
| 3弦 | 1.016 mm (0.04″) | 5.49 kg (12.1 lbs) | チタニウム |
| 4弦 | 0.7366 mm (0.029″) | 7.08 kg (15.6 lbs) | XTコーティング銀メッキ/ダイナコア |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.8 kg (15 lbs) | XTコーティング銀メッキ/ダイナコア |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.35 kg (14 lbs) | XTコーティング銀メッキ/ダイナコア |
D'Addario XTC45FF XT クラシック ダイナコア カーボン ノーマルテンション
D'Addario XTC45FFは、明瞭でレスポンスに優れたカーボン高音弦と、独自開発のダイナコア芯線に長寿命なコーティング処理を施した低音弦を組み合わせたノーマルテンションセットです。モダンでオープンな音色と圧倒的な耐久性を極めて高い次元で実現しています。
詳細スペック・テンション表を見る
Characteristics
| 弦 | 太さ (mm / inch) | 張力 (kg / lbs) | 材質 |
|---|---|---|---|
| 1弦 | 0.6096 mm (0.024″) | 8.26 kg (18.22 lbs) | フルオロカーボン |
| 2弦 | 0.6909 mm (0.0272″) | 6.3 kg (13.88 lbs) | フルオロカーボン |
| 3弦 | 0.8407 mm (0.0331″) | 5.95 kg (13.11 lbs) | フルオロカーボン |
| 4弦 | 0.7112 mm (0.028″) | 7.09 kg (15.62 lbs) | XTコーティング銀メッキ銅/ダイナコア複合芯線 |
| 5弦 | 0.889 mm (0.035″) | 6.81 kg (15.02 lbs) | XTコーティング銀メッキ銅/ダイナコア複合芯線 |
| 6弦 | 1.1176 mm (0.044″) | 6.36 kg (14.03 lbs) | XTコーティング銀メッキ銅/ダイナコア複合芯線 |
日本でも発売開始されました。

ハーフセット
プロアルテには6弦すべてセット弦のほか、高音だけのセットや低音だけのセットの「ハーフセット」と呼ばれる製品が存在しています。
このハーフセットにはフルセットにはない組み合わせも存在しています。たとえば、セットだとカーボン弦は1~3弦すべてカーボンですが、1弦がナイロンで2,3弦がカーボンというハーフセットもあります。また、セットにはない高音弦は普通のナイロン、低音弦はダイナコアという組み合わせも楽しめます。
それぞれの弦の特徴は全セット弦の方を参照ください。
以下の表が型番と内容のまとめです:
高音弦のハーフセット
| 型番 | 内容 |
| CNA-3T, CNH-3T, CNL-3T, CNN-3T, CNX-3T | 普通のナイロンの高音弦セット。 型番は順番に、アルトテンション、ハイテンション、ローテンション、ノーマルテンション、エクストラハードテンション。 |
| BNH-3T, BNN-3T | ブラックナイロンの高音弦セット。 BNH-3Tがハイテンション、BNN-3Tがノーマルテンション。 |
| RNH-3T, RNM-3T, RNN-3T | 研磨弦の高音弦セット。 RNH-3Tがハイテンション、RNM-3Tがモデレートテンション(中間)、RNN-3Tがノーマルテンション。 |
| CGH-3T, CGN-3T, CGX-3T | 1,2弦が通常のナイロン、3弦がコンポジット弦の高音弦セット。 全弦セットとと違って3弦は1本だけ。 CGH-3Tがハイテンション、CGN-3Tがノーマルテンション、CGX-3Tがエクストラハードテンション。 |
| TNH-3T, TNN-3T, TNX-3T | チタニウム高音弦のセット。TNH-3Tがハイテンション、TNN-3Tがノーマルテンション、TNX-3Tがエクストラハードテンション。 |
| HBH-3T, HBN-3T | 1弦がナイロン弦、2,3弦がカーボン弦のセット。 HBH-3Tがハイテンション、HBN-3Tがノーマルテンション。 |
| HGH-3T, HGN-3T | 1,2弦がナイロン弦、3弦がカーボン弦のセット。 HGH-3Tがハイテンション、HGN-3Tがノーマルテンション。 |
| CBH-3T, CBN-3T | 1~3弦すべてカーボン弦のセット。CBH-3Tがハイテンション、CBN-3Tがノーマルテンション。 |
低音弦のハーフセット
| 型番 | 内容 |
| SNA-3B, SNH-3B, SNL-3B, SNN-3B, SNX-3B | 通常の低音弦。 型番順にアルトテンション、ハイテンション、ローテンション、ノーマルテンション、エクストラハードテンション。 |
| BNH-3B, BNN-3B | 真鍮製巻弦のセット。 BNH-3Bがハイテンション、BNN-3Bがノーマルテンション。 |
| PCH-3B | 通常の低音弦を研磨したもの。 テンションはハイテンションのみ。 |
| XCH-3B, XCN-3B, XCX-3B | EXPコーティングが施されたコンポジット素材の低音弦セット。 XCH-3Bがハイテンション、XCN-3Bがノーマルテンション、XCX-3Bがエクストラハードテンション。 |
| SCH-3B, SCN-3B, SCX-3B | コンポジット素材の低音弦セット。 SCH-3Bがハイテンション、SCN-3Bがノーマルテンション、SCX-3Bがエクストラハイテンション。 |
| SDH-3B, SDN-3B, SDX-3B | ダイナコアの低音弦セット。 SDH-3Bがハイテンション、SDN-3Bがノーマルテンション、SDX-3Bがエクストラハイテンション。 |
ダダリオ プロアルテ弦の評価とレビュー
プロアルテ弦についてはこのサイトでも多数レビューしています。
以下の記事で紹介しているのでご覧ください。

プロアルテ弦を愛用しているプロのクラシックギタリスト
昔から人気のある弦だけあり、プロの中にも愛用者がたくさんいます。
以下の記事で紹介しているので参照ください。

まとめてみて気づく膨大な弦の種類
最近は日本ではサバレスの方が勢いがある印象受けますが、プロアルテも頑張っています。トレンドの新素材やカーボン弦をおさえつつ、普通の弦も継続しており、新製品も発売するなど積極的にこの分野に取り組んでいるようです。
特にプロアルテノーマルは長期間人気を保っており、価格が安いことから買いやすい弦でもあります。
今後もクラシックギターの弦業界を牽引していってほしいものです。




















































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