ダダリオの「Fiddilink(PW-FDLK-25)」は指の器用さアップやウォーミングアップ、緊張予防におすすめ

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ダダリのFiddilink(PW-FDLK-25)は手のひらサイズ ギター用品
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ギター用のトレーニンググッズというとどちらかというと筋力強化に主眼を置いているものが多いですが、ダダリオの「Fiddilink(PW-FDLK-25)」は器用さや指を動かす速さを強化するためのアイテムです。静かなので練習や本番前のウォーミングアップ用としても利用できますし、ルーティンとして緊張の予防にも取り入れられます。。

筋力よりもスピードや器用さが求められるギター

ギターの演奏では一般的に、弦を押さえたり弾いたりする筋力よりもスピードや器用さが求められます

「脱力が大事」といわれるようにギターの演奏にはそれほど強い力は必要ありません。もちろん最低限の筋力は必要ですし、体力があったほうがよいですが、それよりもいかに脱力ができるかのほうが大事です。

一方、指をいかに素早く正確に動かせるかは非常に重要です。速弾きはもちろん、ゆったりした曲であっても音と音の間を切れ間なくスムーズにつなげるにはスピードや器用さが求められます。

素早さと正確さを向上するFiddilink

そんなギターを弾く際の素早さや正確さを向上するためのトレーニンググッズとして、ダダリオからFiddilink(PW-FDLK-25)」というアイテムが販売されています

このFiddilink、写真だけではどのように使うのか、どのような効果があるのか伝わりづらいのでレビューをお届けします。

赤と黒のリングが3つずつ連結した構造

Fiddilinkは赤いリングが3つと黒いリング3つ、お互いにかみ合っている構造のトレーニンググッズです:

上の写真の状態では赤いリングが水平に寝ており、黒いリングが垂直に立っています。

大きさ的には手のひらサイズです:

このリングは回転するようになっており、回転させることで黒いリングを水平に、赤いリングを垂直にできます:

写真と文章だとわかりづらいので、実際に回転させたのがこちらの動画です:

これでもわかりづらいのですが、実際に回転させてみるとなるほどと思うことでしょう。

回転はもちろん逆方向にもできます。

指の独立性と正確性を強化できる

この回転動作をおこなうには親指と他の指で本体を支えつつ、他の指でリングを回さなくてはなりません。

この動作、ギターを弾くための指の独立性向上に役立ちます

人間は一般的に薬指や小指が器用に動きません。しかしながら、ギターの演奏では左手も右手も薬指は必須ですし、左手は小指がかなり器用に動く必要があります。

Fiddilinkは最低3本の指があれば回転させられますので、親指+薬指+小指で回転させることで、薬指と小指の動きを改善できるでしょう:

この動作はかなり難易度が高く、上の動画のように私はしょっちゅう取り落としてしまいます。Fiddilinkは小型のため、見た目よりも高い器用さが求められます。

このため最初は指を4本/5本使ったほうがよいです。取り落とさないように動かせるようになれば正確性も向上しています。

指を素早く動かせるようになる

この動きを徐々に速くしていくことで、指を動かす速さも向上可能です。

正確さから速さへという順序は理にかなっており、無理なく基礎技術を向上できるでしょう。

ただ言うのは簡単ですが、やるのは難しいです…。まあ、かんたんにできたのではトレーニングになりませんよね。

脱力にもつながる

Fiddilinkはいくら力を入れてもうまく回せません。

むしろ、力を入れれば入れるほど回転させづらくなります。

このため自然と脱力して回転させるようになり、ギターを弾く際の脱力にもつながりそうです。

練習、レッスン、本番前のウォーミングアップ(準備体操)にも

このFiddilinkの回転はスムーズであり、回転時にほとんど音が鳴りません

このため、音を出すのがはばかられる場面でも気軽に使えます。

たとえば発表会やコンサート、コンクールでは演奏直前に舞台袖で待機する必要があります。舞台袖では当然音を鳴らすことはできません。

Fiddilinkなら静かに指を動かせますので、事前の練習で暖めた指の状態を維持しつつ本番に臨めるでしょう。

また、Fiddilinkはレッスンでも役立ちます。レッスンは時間が限られており、ウォーミングアップの時間すら惜しいものです。

Fiddilinkをレッスン会場に向かうまでの電車やバスで回転させたり、あるいは前の方がレッスンを受けている間にFiddilinkを使うことで限られた時間を有効活用できます。

もちろん日常的な練習でも演奏前にFiddilinkを取り入れれば、トレーニング効果だけでなくウォーミングアップの効果も得られそうです。

ルーティンとして取り入れれば緊張の予防にも

本番で緊張すると本来の力が出せません。緊張を予防するには、イチロー選手や五郎丸選手のようにルーティンを作るとよいといわれています:

ルーティンは決まった動作を普段から作っておき、本番前にそれをおこなうことで普段通りに楽器を演奏できるというものです。

Fiddilinkを普段から演奏前に回転させるルーティンを作れば緊張克服にもつながるかもしれません。

お値段は1,000円未満と安価、気軽試せる

このFiddilink、実売価格が1,000円未満とかなり安価なのもうれしいポイントです。

この値段なら気軽に購入できますし、たとえなじめなくても後悔が少ないのではないでしょうか。

指の動きを素早く正確にしたい方はもちろん、脱力したい方や、ウォーミングアップや緊張の予防に活用したい方もぜひ試してみてください。

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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
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・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

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