スーツケースのようにキャスターがついた大容量ギターケース「Gruv Gear Kapsule」で泊まりがけの遠征も怖くない

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ギターケースの持ち運び方はリュックのように背負う、肩にかける、手で持つの3種類が一般的です。でも、最近は旅行かばんの主流がスーツケースになったように、車輪がついたギターケースがあればなぁ、と思ったことはないでしょうか?Gruv Gearの「Kapsule」はそんな願いを叶えてくれるケースです。

下部にキャスターを付けられるギターケース

Gruv GearのKapsuleの特徴は、下部にキャスターを取り付けられる点にあります。

出典;Kapsule – Gruv Gear | Krane

キャスターを使って引きずれば、重いギターでも楽々持ち運べるでしょう。

ちょうど旅行かばんの主流がボストンバッグやスポーツバックからキャスター付きのスーツケースに切り替わったように、重いギターを持ち運ぶときの負担が大きく軽減されそうです。

このキャスターは簡単に取り付け/取り外しが可能なので、肩に背負いたいときは取り外すことで背中に当たって痛い、という事態を避けられます。

出典;Kapsule – Gruv Gear | Krane

背負うためのストラップも着脱可能で、人間工学に基づいて設計されているそうです:

出典;Kapsule – Gruv Gear | Krane

超大容量で5日分の旅行グッズが入る

このKapsuleのすごいところは、ただのギターケースにとどまらないところにあります。

ケースの下部を開けるとこのように普通のギターケースなのですが:

出典;Kapsule – Gruv Gear | Krane

実はこの上にもう1つ層があり、ギター用品などを収納可能です:

上の写真のポケットの上にもさまざまなものが入れられるため、公式YouTubeチャンネルには5日分の旅行グッズとギターが入るという動画を公開しています:

さすがにこれはデモ用でしょうが、楽譜、譜面代、足台など、ギターの演奏に欠かせないものがすべて入れられるのは確かではないでしょうか?

もはやギターケースというより、ギターが入る旅行かばんという方が正しいかもしれません。

ポリカーボネートとABS樹脂のシェルでギターをしっかりガード

ケースの素材はポリカーボネートとABS樹脂、それとファブリック素材が組み合わされています。

写真を見ると、ギターを入れる部分は硬いシェルでできている一方、荷物入れのほうはファブリック素材のようです。

すべてを硬いシェルで作ると重くなりますし、またファブリックのほうが衝撃を吸収できるので、適材適所に作られているといえます。

クラシックギターにも対応

このケース、なんとなくアコギやエレキ界隈向けのように見えますが、アコギモデルはクラシックギター対応とされています。 サウンドハウスの公式ブログで詳しくレビューされていますが、楽器を入れる部分もしっかりしていて安心して楽器を入れられそうです。

ケースだけでかなりの重量なのが難点

このケースの欠点は、ケース自体がかなり重いところにあります。

公式サイトによると6.6kg、サウンドハウスによると5.8kgもあるそうです。

キャスター付きで楽に持ち運べるとはいえ、スーパーライトケースが2.1kg、BAMケースが2.8kgなので、倍以上重いのはつらいかもしれません。

ギターだけを入れるというよりは、足代、譜面代、楽譜、着替えなどすべてをこのケースに入れて持ち運ぶためのものと考えた方が良いでしょう。

コンセプトは面白いので後付けのキャスターが欲しい

ギターケースにギター以外のすべての荷物を入れ、キャスターで持ち運ぶというKapsuleのコンセプトは非常に面白いと感じました。

ただ、エレキ界隈と違ってクラシックギター界隈はケーブルやエフェクター、アンプなどを持ち運ぶことはなく、荷物は比較的少ないといえます。

時には泊まりがけの遠征などで荷物を多く持ち運ぶこともあるでしょうが、常にこのケースを使うのはつらそうだなぁ、というのが正直な感想です。

クラシックギターにはハードケースを背負うためのケースサドルが存在しますが、こんな感じで荷物入れを拡張し、キャスターを付けられるようなアクセサリがあると良いかなと思いました:

荷物の量はその時々によって変わるので、取り外しができるのがベストなんですよね。

楽器そのものだけでなくケースすら保守的なクラシックギター界ですが、まずはこういったところから使いやすくすることで裾野を広げていきたいものです。

ギター用品ケース
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
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