クラシックギターの高音弦と低音弦の価格の比率はどれくらいなのか

クラシックギターの高音弦と低音弦の価格の比率
記事は公平な視点で執筆していますが、運営継続のため紹介している一部のリンクから報酬を得る場合があります
\弦選びをAIが無料でサポート!/ ✨AI弦ソムリエに相談✨
無料ツール

クラシックギター専用 弦管理アプリ公開!

この記事で紹介している弦の交換日や、弾いてみた音色の感想(レビュー)をスマホで簡単に記録・管理できるWebアプリ『ReString Logger』を公開しました。

「あの弦、いつ張ったっけ?」「前に試したときの印象は?」という悩みを解消し、次の弦選びを劇的にラクにする読者限定のツールです。

クラシックギターの弦は消耗品で交換が必要なのですが、低音弦のほうが劣化が早いことを利用し、低音弦2回に対して高音弦は1回しか交換しないという節約法がよく使われます。でも、これって低音弦に対して高音弦が安すぎるとあまり効果がないよな、ということに気づきました。そこで、各メーカーの高音弦と低音弦の価格の比率を調べてみました。

一般的に安いクラシックギターの高音弦

一般的にいえば、クラシックギターの高音弦は低音弦よりも安いです。

低音弦が金属を使っているうえに巻き線なのに対して、高音弦がモノフィラメントであるからコストが全然違うのでしょう。

でも、「どれくらい違うのか」についてあまりデータを持っていないことに気づきました。そこで、調査して見ることに。

調査方法

調査は、海外の弦通販サイトであるStrings by Mailの販売価格を使わせてもらいました。絶対価格は変わったとしても、おそらく高音弦と低音弦の価格の比率は変わらないだろうという前提のもとです。

唯一、国産のクラシックギター弦であるフィガロだけは、公式販売サイトの価格を使用させてもらっています。

高音弦と低音弦の価格比グラフ

調査の結果がこちらのグラフです(拡大はこちら):

高音弦が弦全体に占める価格の割合は、だいたい25~47%となっています。思ったよりも差があるな、というのが正直な感想です。

もっとも低かったのが国産弦メーカーのフィガロで、25%。かなりこだわった低音弦を生産しており、その分高音弦に比べて高くなったのでしょう。

一方、もっとも高かったのがラベラのヴィヴァーチェで約47%。なんと、価格の約半分が高音弦となっています。

ほかの傾向としては、

  • 高音弦がカーボン弦のものは、高音弦の価格が上がり、比率が高くなる
  • (グラフには示していませんが)1セット当たりの価格の高い弦ほど高音弦の比率が低くなる

といったものが見られました。

もう一点、Strings by mailの価格を見て気づいたのですが、アメリカではオーガスチンの低音弦はどれも同じ価格なのですね。日本では、黒、赤、青の順で高くなっているのに…ロッコーマン。。。

あなたの使っている弦の比率は?

このように、思ったよりも差があった高音弦の価格の比率ですが、あなたの使っている弦はいかがでしたでしょうか?

高音弦が占める割合が高ければ、高音弦の交換頻度を下げる効果が高そうです。

なかなか奥の深い、クラシックギター弦の価格の話でした。

豆知識
シェアしていただけると嬉しいです
この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
・週刊クラシックギターニュースの発信
・無料かつ安全な「AIクラシックギターソムリエ」の提供
・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

読者のリアルな悩みを、長年の経験から論理的かつ科学的に紐解きます。
[>管理人の詳しい経歴や愛用するギターの情報はこちら]

このブログをフォローする

Google News認定パブリッシャー

当研究室はGoogleパブリッシャーセンターの媒体審査および運営者確認(KYC)を通過した、公式登録パブリッシャーです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました