弦の評価: ノブロック アクティブスダブルシルバー CXカーボン ミディアムハイテンション (Knobloch Actives Double Silver CX Carbon Medium High Tension)

4.0
クラシックギター弦のノブロックアクティブスダブルシルバー CXカーボン
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日本ではあまりメジャーではありませんが、ブローウェルなどが使っている弦です。高音弦がカーボンですが、カーボンっぽくない柔らかい音がするという評判の弦です。ノブロックを試すのは初めてなので楽しみです。

高音弦がカーボン、低音弦がナイロンとカーボンのコンポジットの芯線

以下の記事でも紹介しましたが、ノブロックの弦には3つのラインがあります。そのうち、低音弦の芯線にナイロンとカーボンのコンポジットを使っているのがアクティブスダブルシルバーです。

【新世代の弦】ノブロックのクラシックギター弦全種類比較!おすすめと詳細レビュー
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これにカーボン弦を合わせたのが今回試すセットです。

ノブロック

ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0

ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0 パッケージ

ノブロックのアクティヴスCXカーボン・ミディアムハイテンション(ADC 34.0)は、優れた遠達性と明瞭な音立ちを誇るCXカーボン高音弦と、重厚で美しい倍音を持つダブルシルバー低音弦の組み合わせです。ミディアムハイテンションによる絶妙な手応えと豊かな表現力を兼ね揃えています。

詳細スペック・テンション表を見る

Characteristics

明るさ
4
サステイン
4
柔らかさ
3
テンション Medium-High
高音弦 Carbon
低音弦 Silver-Plated
総張力 (Total) 42.7 kg / 94.14 lbs
ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0 各弦スペック・テンション仕様表
太さ (mm / inch) 張力 (kg / lbs) 材質
1弦 0.6198 mm (0.0244″) 8 kg (17.64 lbs) CXカーボン
2弦 0.7112 mm (0.028″) 6.8 kg (14.99 lbs) CXカーボン
3弦 0.8611 mm (0.0339″) 6.4 kg (14.11 lbs) CXカーボン
4弦 0.7595 mm (0.0299″) 7.7 kg (16.98 lbs) ダブルシルバーメッキ
5弦 0.9093 mm (0.0358″) 7 kg (15.43 lbs) ダブルシルバーメッキ
6弦 1.0795 mm (0.0425″) 6.8 kg (14.99 lbs) ダブルシルバーメッキ
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ノブロックのカーボン弦はカーボン弦らしくない柔らかい音がするという評判であり、かつ低音弦もしっかりした音がするそうです。

パッケージ裏にはこのように音の傾向が書いてあります。といっても、ノブロックの弦はこれしか持っていないので比較のしようがないのが残念です。

2弦と5弦に赤い印を付けてある

パッケージを開けるとさらに中に低音弦と高音弦が入ったパッケージが入っています。高音弦と低音弦のそれぞれのシリーズの組み合わせで売っているのでこのようなことができるのでしょうね。

低音弦はちゃんと空気を遮断するパッケージに入っており、錆を防いでくれます。・・・ん?なにやら見慣れない赤い色が・・・。

どうやら、1,2,3弦と4,5,6弦がそれぞれ1パッケージになっているため、区別が簡単につくように2弦と5弦に赤い印がついているようです。1,3弦と4,6弦は太さでわかりますが、5弦が入るとちょっとわかりづらいので親切ですね。

高音弦も2弦の先が赤くなっています。弦の見た目自体は普通です。

ただ、低音弦の片方の先が上の写真のように輪になっているのがちょっと邪魔です。これのせいでブリッジの穴にも糸巻きの穴にも通らず、結局切らなくてはいけませんでした。。。もう一方から通せば抜け防止になるのかもしれません。

追記:ノブロックに確認したところ、この金属ループは製造上のものだそうで、切って使うのが正解のようです。

確かに柔らかい音のカーボン弦

高音弦は評判通りカーボン弦とは思えない柔らかい音がします。こんなに柔らかい音がするの初めてです。

それでいて、こもることはないのでどんな人にも合いそうな音です。カーボン弦らしい張りの強さはありますので、テンションが低くて柔らかいという訳ではありません。

似ている音のものでいうとドーガルのディアマンテでしょうか。

しっかりした張りのある音がする低音弦

低音弦は硬めの感触です。サバレスのカンティーガなどのような柔軟性のある弦ではなく、しっかりとした音を期待させられる弦です。

弾いた感じはやはりしっかりとした張りのある音がします。高音弦との相性も良さそうです。

ファーストインプレッションは良好、あとは入手性と値段が良ければ。。。

張った直後の印象としてはなかなか良い弦でした。カーボン弦のキンキンさがないのにこもらない音で、誰にでも使える弦のように思います。

問題は入手性と値段でしょうか。日本ではあまり扱っている店がないですし、値段もちょっとお高めです(これは外国でもですが)。

寿命などまだこれからレビューを追加したいと思いますが、ファーストインプレッションとしては良好です。

(追記) : 張りが強くて一週間で外しました

確かにカーボンのキンキンした音がしないのにはっきりと音がするなかなか興味深い弦でした。近いところではドーガルのディアマンテな気がします。

しかしながら、どうにも張りが強すぎて私の手にはきつい。。。ということで一週間で外してしまいました。結構高いのにもったいなかった。

ナイロン弦では音がぼけすぎるけど、カーボン弦だと近々しすぎるという人は試す価値のある弦です。

私ももう1つテンションが低いものを試してみたいと思います。

ノブロック

ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0

ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0 パッケージ

ノブロックのアクティヴスCXカーボン・ミディアムハイテンション(ADC 34.0)は、優れた遠達性と明瞭な音立ちを誇るCXカーボン高音弦と、重厚で美しい倍音を持つダブルシルバー低音弦の組み合わせです。ミディアムハイテンションによる絶妙な手応えと豊かな表現力を兼ね揃えています。

詳細スペック・テンション表を見る

Characteristics

明るさ
4
サステイン
4
柔らかさ
3
テンション Medium-High
高音弦 Carbon
低音弦 Silver-Plated
総張力 (Total) 42.7 kg / 94.14 lbs
ノブロック アクティヴス CXカーボン ミディアムハイテンション ADC 34.0 各弦スペック・テンション仕様表
太さ (mm / inch) 張力 (kg / lbs) 材質
1弦 0.6198 mm (0.0244″) 8 kg (17.64 lbs) CXカーボン
2弦 0.7112 mm (0.028″) 6.8 kg (14.99 lbs) CXカーボン
3弦 0.8611 mm (0.0339″) 6.4 kg (14.11 lbs) CXカーボン
4弦 0.7595 mm (0.0299″) 7.7 kg (16.98 lbs) ダブルシルバーメッキ
5弦 0.9093 mm (0.0358″) 7 kg (15.43 lbs) ダブルシルバーメッキ
6弦 1.0795 mm (0.0425″) 6.8 kg (14.99 lbs) ダブルシルバーメッキ
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(追記):ハウザーに1つテンションの低いセットを張ってみたらいい感じでした。

弦の感想(ハウザー編):ノブロック Actives CX カーボン ミディアムテンション(Knobloch Actives CX Carbon 300ADC)
以前桜井RFを使っていたころはカーボン弦はあまりあわないなあぁ、と感じていたのですがハウザーIII世になったらどうか?と思って試してみました。コンクールに出場するギタリストが多く使っているというノブロックのカーボン弦です。 以下の記事で本サ…
弦の評価
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
・週刊クラシックギターニュースの発信
・無料かつ安全な「AIクラシックギターソムリエ」の提供
・弦の交換履歴・レビュー履歴管理アプリ「ReString Logger」の提供
・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

読者のリアルな悩みを、長年の経験から論理的かつ科学的に紐解きます。
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コメント

  1. bakahan より:

    このサイトを定期的に拝見させていただき、弦を色々と試してみようという気になってきました。通常はカーティンガのクリエーションを使っています。この弦を買ってみましたがそんなに張りが強いのでしょうか?オーガスチンの青と比べても強い?強いのは高音、それとも低音でしょうか? オプティマも低音は硬い弦だったので似たようなものかな。

    • かーる(クラシックギター研究室 主宰) かーる より:

      bakahan様

      コメントありがとうございます。
      ノブロックは高音弦、特に1弦の張りが強いように感じました。
      この張りが強いというのは、物理的な意味もありますが、しっかりとした力でひかないといい音が出ないという意味です。
      低音はそこそこという感じです。
      ミディアムハイテンションを使ったのでミディアムテンションならまた印象が違うかもしれません。

      • bakahan より:

        ありがとうございます。私が買ってみたのは、ミディアムなので許容範囲かもしれません。楽器によっても張りの感じは変わりますので、まずは一度試してみる以外ないでしょう。低音がキツ過ぎると私はダメなので低音はそこそこということなのでホッとしました。張ってすぐに変えるには高い弦です。

        • かーる(クラシックギター研究室 主宰) かーる より:

          高い弦はなかなか張れないのはよくわかります。まだその時じゃないと思って張らずにいるといつまでもその時が来ないという。。。結局買った時に張るのが一番なのかもしれません。

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