海外の弦通販サイト Strings By Mailでの買い物方法

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クラシックギター用品は世界中にあり、様々な種類が売られています。日本で手に入るのはその一部ですし、日本で売られているのが高い場合もあります。しかしながら、買い方がわからないという方も多いのではないでしょうか。今回はクラシックギターに限らず様々な楽器の弦やグッズを販売しているStrings By Mailを例に購入方法を書いていきたいと思います。

疑問に対する答え

まずはありがちと思われる疑問に対する答えを書いていきたいと思います。

日本への発送してくれるの?

はい、StringsByMailは日本への発送にも対応しています。

支払い方法は?

日本から注文するのであればクレジットカードかPay Palの2択になるかと思います。

クレジットカードはVisa, Master, Discover, American Expressに対応しているそうです。日本ローカルなJCBには対応していないようです。

Pay PalならJCBも使えますし、銀行口座からの引き落としもできます。クレジットカードや口座情報を直接店に渡さないので安心です(Pay Palにはわたるのでそこは信じるしかないです)。

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なお、Pay Palは円とドルの為替手数料がクレジットカード直接払いよりも高いです。このため、Pay Pal経由でクレジットカード払いをする場合は円ではなくドルで払った方が安くなるようです。

日本で買うのに比べてどれくらい安いの?

以下の記事でも書いたのですが、モノによりけりです。

クラシックギター弦をネット通販で買う場合のおすすめ店
クラシックギター弾きにとって弦は消耗品であり、しょっちゅう買い替える必要があります。しかしながら、クラシックギターの専門店が自宅あるいは職場の近くにある人ばかりではなく、どうしてもネットショッピングに頼らざるを得ない方も多いのではないかと思...

ざっくりいうと、アメリカ製の弦は安いですが、そうでないものは日本とあまり変わらないかむしろ高かったりします。これは一般的な傾向なので、モノによって結構違います。詳細は自分の買いたい弦を探してみてください。

この記事を書いている時点でいうと、プロアルテカーボンは日本では1セット定価4,900円ですが、Strings By Mailでは$13.99で売っています。さらに10セット以上買うと$12.59です。日本の定価からすると7割引きといった感じでしょうか。

送料は高くないの?

さすがに海を渡ってくるので送料無料というわけにはいきません。また、様々な方法を選択できるのでまちまちです。

最も安いのはInternational Priority Airmail ですが、保証はありません。追跡はありますので今どのあたりにあるかは把握できます。これでセット弦を数量を変えながら見積もってみるとこの記事を書いている時点で以下のような送料でした。

1セット$5.74
2セット$6.53
3セット$7.31
4セット$8.10
5セット$8.89
6セット$9.68
7セット$10.46
8セット$11.25
9セット$12.04
10セット$12.83
20セット$20.70

1セットだけだとそれなりにかかりますが、セット数を増やすと1セット当たりの送料は安くなり、20セット注文すれば1セット当たりは1ドルほどです。

以下の記事でも書いた通り日本の通販でもそれなりに量を買わないと無料にはならないのでそこは必ずしも不利とは言えないかもしれません。

クラシックギター弦をネット通販で買う場合のおすすめ店
クラシックギター弾きにとって弦は消耗品であり、しょっちゅう買い替える必要があります。しかしながら、クラシックギターの専門店が自宅あるいは職場の近くにある人ばかりではなく、どうしてもネットショッピングに頼らざるを得ない方も多いのではないかと思...

ただ、安い送料を選ぶと保証がない上に、届くのに1~2週間かかるのでそこは考慮に入れる必要があります。

ちなみに、私は昔アメリカから日本に頻繁にこの方法で郵便を送ったことがありますが、一度も不着ということはありませんでした。だからといって必ず起きないとは言えませんが、まったく信用できない方法ではないとは言えます。

関税はかからないの?

金額や用途によってはかかります。

現時点での法律では、まず、課税対象額が10,000円未満であれば免税されます。

また、販売が目的ではなく個人で使用するものであれば、購入した価格に0.6をかけたものが課税対象額になります。つまり、16,666円以下であれば課税されません。

一方、販売目的である場合は、卸値(==購入した価格)に送料や保険を加えたものが課税対象額になります。つまり、購入した価格が10,000円未満であっても、送料や保険を加えて10,000円以上なら課税されます。

どうやって個人で使用するものか販売が目的か判断しているかというと、どうも税関の職員が内容から判断しているようです。

具体的には、価格、数量、繰り返し買っているか、から明らかに個人目的ではないものは販売目的として課税、そうでないものは個人での輸入と判断しているようです。

なので、弦を100セットとか買ったら個人目的とは判断されないかもしれませんが、10セットでどうか?とかは難しいところがあります。

心配なら送料(と保険もあれば)も含めた合計金額を日本円に換算して10,000円未満にしておいた方が良いかと思います。とはいえ、20万円以下であれば簡易税率となりおそらく税率は5%またはそれ以下です。これくらいなら受け入れられるという場合もあるのではないでしょうか。

なお、関税がかかった場合は運送会社が立て替え払いをしてくれ、配達時にそれを徴収してくれます。

ここに書いていることはあくまで私が調べたことなので、万全を期したい場合は別途調査することをお勧めします。

売っているのは弦だけ?

名前はStrings By Mailですが、弦だけでなく楽器からケース、楽譜など色々売っています。クラシックギターだけじゃなく、アコギ、エレキ、ウクレレ、バイオリンも扱っています。

ただ、大きいものを買うと送料がかかるので、よっぽどほしいかよっぽど安くないと結構お金がかかりそうです。

英語でやり取りが必要?

必要ないです。アカウントを作る際に住所を入れますが、その時に英語式に入れるくらいで、やり取りは発生しません。

さすがに弦の説明やレビューは英語なので、そこを知りたければたとえばGoogle翻訳を使えばそれなりにはわかるかと。

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単語、フレーズ、ウェブページを日本語から 100 以上の他言語にすぐに翻訳できる Google の無料サービスです。

実際に買ってみた

ではここからは実際に購入した手順を紹介しながら、住所の入力方法などを説明していきたいと思います。

Strings By Mailのサイトを訪れる

まずはStrings By Mailのサイトを訪れます。

アカウントを作成する

必ずしも作成する必要はなく、毎回住所等を入れれば買えます。アカウントを作っておいた方が便利ではあります。

右上の「Sign in」を押して表示される「Sign up」から登録できます。

ここで出てくる項目に以下の要領で入力していきます:

項目内容
First Name名前をアルファベットで入れますIchiro
Last Name苗字をアルファベットで入れますSuzuki
Company Name(必要であれば) 送付先の会社の名前を入れます
Address市町村より下の住所を入れる(番地と住所を逆順にする)1-1-2 Oshiage
Address Line 2アパートやマンションの場合、名前と部屋番号を入れる(部屋番号は前に#をつける)。入りきらなかったり、書けなければアパート/マンション名は”Apt.”でOK。Mezon-Ikkoku #201
Country国名Japan
State/Province入力の必要なし(アメリカの場合に州を選択する)
State/ProvinceとCityの間都道府県名を入れるTokyo-to
City市区町村名を入れるSumida-ku
Zip/Postal Code郵便番号を入れる(日本のものそのものでOK)
Phone Number電話番号を入れる(日本のものそのものでOK)0570-550-634

一見難しそうに見えますが、実は簡単です。

アメリカから日本に送る際は作業員は「Japan」とZip/Postal Codeくらいしか見ていません。したがって、これらがしっかり入っていれば日本までは届きます。

あとは、日本の郵便局員と郵便配達員が残りの住所を見て配達を行います。なので、日本人が読んでわかるローマ字になっていればいいです。むしろ漢字で書いてあってもいいくらいなのですが、文字化けしてもいやなので一応ローマ字で書いておきます。

また、多少間違っていても郵便番号があっていれば近くの郵便局までは届きますし、あとは郵便配達員の経験で何とかなります。

商品を選んでカートに入れる

ほしいものがあればカートに入れていきます。ここまでは日本の通販サイトと一緒です。

ちなみに、日本で手に入らないということで、ドーガル ディアマンテのエクストラソフトを注文してみました。また届いたら別途レビューしたいと思います。

カートに入れ終わったら右上のCheckoutを押す

アカウントを作ってログインしている場合は、現在カートに入っている商品、送料、合計の代金が確認できます(個人情報は消してあります)。入力した住所をもとに送料も勝手に見積もられます:

ログインしていない場合は以下のような画面になります:

送料を確認したければ「Shipping Estimator」を押します。すると、以下のような画面が出ますので、「Country」を「Japan」にして、「Update」を押します。他の項目は入れる必要がありません(日本であればどこでも均一料金)。

すると、下の方に様々な運送手段とコストが表示されます。はっきりいって、一番安いInternational Priority Airmail以外は高いです。もっと大きくて高いものを買うなら選択肢に入るかもしれませんが。。。

Checkoutではなくその上のショッピングカートのマークを押すと以下の画面になり、こちらからも送料の見積もりが可能です:

発送手段と支払い方法を選ぶ

ログインした場合

ログインした場合のCheckoutの下の方で発送手段と支払い方法が選択できます:

発送手段はInternational Priority Airmail以外は高いので弦を買う分には個人的には一択です。

支払い方法のOther Pay Optionsは日本人にはなじみがないものなので、実質クレジットカードとPay Palの二択かと思います。どちらにするかはお好みで。ちなみに私はPay Palを使っています。

また、時々Strings By Mailからメールが来てその中にクーポンコードがあることがあります。使用する場合はDiscount Couponsに入れます。

ログインせずに購入する場合

ログインせずに購入する場合は右上の「Checkout」を押して出てくる画面の、Guest Checkoutというところの「Continue」を選びます。

すると名前や住所を入れる画面になりますので、上のアカウントの作り方を参考に入れていきます。

入力ができたらContinueを押すとログインした場合と同じ画面になりますので同じように進めていきます。

Confirm Orderを押す

注文内容に問題なければConfirm Orderを押します。

Pay Palの場合はログイン画面が出ますので、ログインします。クレジットカード払いの場合は「通貨換算オプションを表示する」からUSD払いにした方が一般的には為替手数料が安くなるといわれています。配送先も表示されるので念のため確認しておきます。

これで注文完了です。メールでも注文確認が来ているかと思います。

注文の確認

注文したものの確認をするには、右上のSign Inからログインをし、ORDER HISTORYで確認できます。発送状況も確認可能です。

パスワードを忘れた場合はSign Inの画面で表示されるForgot your passwordから登録したメールアドレスを入力することで再発行できます。

荷物の追跡

発送が完了すると以下のようなメールが来ます:

Strings by Mailからの発送通知

一見中段にあるリンクを押すと追跡画面に飛びそうですが、これだけではNGです。リンク先のTracking #にすでに入っている”4SBM”の後にOrder Numberの後の6桁の数字を加えて”Track”を押すと追跡ができます(たとえば”4SBM123456″のような)。

最初から全部番号が入ったリンクを作ってくれてもいいのに、と思うのですが。。。

ともかくリンク先では送付先が日本(Japan)であることや、送付先の市区町村名まで表示されますので、これでちゃんと注文が正しく受け付けられているか確認ができます。

ただし、上のメールにもある通り、メールを受け取ってから2~5日たたないとこの追跡画面は出ないようです。

また、この追跡はアメリカのUSPSのシステムを使うのですが、非常に更新が遅いです。到着してから更新されることもあるほどです。なので、ある程度たったらUSPSで表示された追跡番号で日本の郵便局の追跡システムを見ると現在地がわかることもあります。ただし、日本の郵便局は日本についてからです。

10日ほどで到着

その後しばらく待つと到着します。自宅への配達は郵便局からで、投函ではなく手渡しでした。

今回のケースでは、

  • 2/5 注文
  • 2/5 Strings by mailから発送
  • 2/14 日本に到着
  • 2/16 配達

といった感じでした。

追記:2回目に注文したときは2~3週間かかったので、タイミングによって変動がありそうです。

Strings by mailからの荷物

こんな感じの箱に入ってきました。封筒に入ってくると思っていたので意外でした。

中には注文した弦のほか、納品書や注文してありがとうの手紙、オリジナルシールが入っています。低音弦だけも注文したのですがチャック付きの密閉袋に入れてくれて好印象です。

弦のテンションの実測値が便利

Strings by Mailでは、独自に測定した弦のテンションの実測値を公開しています:

メーカーが異なると当てにならないテンション公称値ですが、Strings by Mailは同じ基準ですべての弦を測定しているので相対評価がしやすいです。

意外と簡単なStrings By Mailでの買い物 弦の選択の幅が広がる

このように、Strings By Mailでの買い物は意外と簡単です。日本では買えない弦や高い弦を気軽に買えます。

もちろん、発送のリスク等ありますので万人におすすめするものではないですし、この記事の内容を保証するものではありませんが、ちょっと面白い弦を試したいと思ったときにはいいのではないでしょうか。

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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
・週刊クラシックギターニュースの発信
・無料かつ安全な「AIクラシックギターソムリエ」の提供
・弦の交換履歴・レビュー履歴管理アプリ「ReString Logger」の提供
・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

読者のリアルな悩みを、長年の経験から論理的かつ科学的に紐解きます。
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Google News認定パブリッシャー

当研究室はGoogleパブリッシャーセンターの媒体審査および運営者確認(KYC)を通過した、公式登録パブリッシャーです。

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