弦の評価: オプティマ シルバークラシックス (Optima Silver Classics)

オプティマ シルバークラシックス
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オプティマというとマンドリンの弦のメーカーとしても有名ですが、比較的最近クラシックギター用の弦もリリースしました。その中の廉価版ラインがシルバークラシックスです。テンションが低めとのことですが、どのような音なのか、感想とレビューを書きました。

高級弦のノウハウを使った廉価版弦

オプティマというと昔はマキシマ(Maxima)と呼ばれ、日本ではマンドリン用の弦のデファクトとして使われていました。それがいつのことからかオプティマ(Optima)と名前を変えています。

オプティマについては以下の記事を参照ください:

そんなオプティマが本格的に日本のクラシックギター弦市場に打って出るときに開発したのがNo.6と呼ばれる高級弦です。素材からすべてを見直したというなかなかの意欲作です。

今回はこちらのシルバークラシックスのレビューをしていきます。

新素材の芯線を使いコーティングを施した低音弦が特徴

このシルバークラシックスの特徴は新素材の芯線を使い、コーティングを施した低音弦です。

裏パッケージにもその旨が書いてあります。コーティング弦だけあってパッケージは密封されていません。大気くらいでは錆びないという自信の表れでしょうか。

上の写真の張ってある弦は前回レビューしたサバレスの白ラベル(研磨弦)、上に置いてあるのがシルバークラシックスです。高音弦は透明度の高いナイロン弦です。これがNo.6のナイロン版の高音弦と共通かどうかは不明です。

硬質で透明な音の高音弦

透明度の高いナイロン弦は少し硬質で透明な音のように感じます。この手の廉価版の弦は柔らかい感触で柔らかめの音であることが多いように思いますが、硬質な音というのは珍しいように思います。

硬質といってもカーボン弦のようにキンキンするような音ではなく、心地よい音です。

テンションはこの硬質な音と感触もあってそれほど低いようには感じませんが、張りが強いということもなく、ミディアムテンションよりも少し弱め位の印象です。

弱めの力でもよく鳴る低音弦

低音弦も弾いた感じはそれほどテンションの低さを感じません。しかしながら、弱めの力でもよく鳴ることから、テンションが低い弦のようにも使うことができます

一方、思いっきり引いた時の音量はそれほどでないので、力いっぱい弾きたい人には不満があるかもしれません。

音質としては少し柔らかめの音質です。この辺りはコーティング弦っぽい音ではあります。しかしながら、柔らかめの音なのに分離が良く、和音を弾いてもそれぞれの音がしっかり聞こえてきます。高音弦が硬質なのに対して音質の傾向が違うからかもしれません。

総じて、普通に良い弦です。

プロアルテが好きな人にも一度試してほしい

安くて普通の音がする弦というとプロアルテが一般的ですが、このシルバークラシックスはプロアルテが好きな人にも一度試してほしい弦です。

少し硬質な音はプロアルテとは異なり、新たな発見があるかもしれません。

廉価版が良いとなると、No.6も気になるところですが。。。ちょっと高いのがネックですね。

弦の評価
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

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