木材の進化は止まらない?ゴムのように変える方法が開発される

楽器
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良質な木材の枯渇はずっと叫ばれており、実際昔に比べていい木は入手しづらくなったといわれています。一方で、木材を化学的に加工して使用するという方向性もいろいろと模索されています。今回発表されたのは楽器用というわけではありませんが、なかなか興味深かったので紹介したいと思います。

この記事を書いた人
かーる

クラシックギター歴35年、国際コンクール入賞経験を持つ演奏家・レビュアー。「ヘルマン・ハウザー2世」や「ヘスス・ベレサール・ガルシア」を愛用し、演奏者視点で忖度ない機材レビューを発信中。弦のレビュー数は70種類以上。
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ゴムのように縮む、跳ねる

今回発表されたのは木材がゴムのように縮んだり跳ねたりするように加工する技術です。メリーランド大学カレッジパーク校のチームが発表しました。

まずはこちらの上側の動画を見てください:

木材がまるでゴムのように縮んでは戻るのがわかるかと思います。下側の動画は地面に投げつけた動画ですが、まるでスーパーボールのようですね。

高野豆腐のような作り方

この木材は、バルサ材を水酸化ナトリウムと亜硫酸ナトリウムの溶液で数時間煮沸し、数日間凍らせ、さらに一日凍結乾燥させることで作成されるそうです。

なんというか、高野豆腐に似たような作り方ですね。

この加工により、1万回の圧縮に耐え、電導性を持たせることも可能なのだとか。

ギターへの応用は考え付かないけど

この木材、パッと考えても残念ながらギターへの応用は思いつきません。あるとするとアームレストくらいでしょうか。

しかしながら、木材資源の枯渇はクラシックギターにとって大きな問題であり、Kebonyと呼ばれる木材を試験的にギターに使うという試みがされていたりします:

木材をそのまま使うのではなく、何らかの加工をするというのはもはや避けて通れない道なのかもしれません。

これからもこういった木材の新しい技術は常にウォッチしていくべきなのでしょうね。

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