弦の評価:サバレス アリアンス+カンティーガ ノーマルテンション

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久しぶりに弦を交換しました。サバレスのアリアンス+カンティーガのノーマルテンションです。

河野桜井ギターの推奨弦が、昔は確か低音オーガスチン+高音プロアルテだったのが、いつの間にか低音サバレスカンティーガ+高音サバレスニュークリスタルに変わっていて、ちょっと気になっていました。

サバレスとは

サバレスはフランスの弦メーカーで、歯切れのいい音を出すイメージがあります。昔はオーガスチン、プロアルテときて、その後にハナバッハとサバレスがあるイメージでしたが、今では最も勢いのあるクラシックギター弦メーカーといっていいと思います。

また、昔は高音弦の研磨弦が有名でしたが、今では様々な弦をラインナップしています。

アリアンス+カンティーガとは

高音弦がアリアンス、低音弦がカンティーガという弦のセットです。

サバレス

サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦

サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦 パッケージ

高音弦にクリアで輝きのあるアリアンス(カーボン)、低音弦に倍音豊かで立ち上がりの早いカンティーガを組み合わせたノーマルテンションセット。優れた遠達性とバランスの取れたレスポンスを誇ります。

詳細スペック・テンション表を見る

Characteristics

明るさ
4
サステイン
4
柔らかさ
3
テンション Normal
高音弦 Carbon
低音弦 Silver-Plated
総張力 (Total) 40.74 kg / 89.8 lbs
サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦 各弦スペック・テンション仕様表
太さ (mm / inch) 張力 (kg / lbs) 材質
1弦 0.62 mm (0.0244″) 7.98 kg (17.59 lbs) アリアンスカーボン
2弦 0.69 mm (0.0272″) 6.18 kg (13.62 lbs) アリアンスカーボン
3弦 0.84 mm (0.0331″) 5.68 kg (12.52 lbs) アリアンスカーボン
4弦 0.74 mm (0.0291″) 7.5 kg (16.53 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
5弦 0.86 mm (0.0339″) 6.9 kg (15.21 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
6弦 1.08 mm (0.0425″) 6.5 kg (14.33 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
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アリアンス

アリアンスは高音弦の材料にナイロンではなく、フロロカーボンという素材を使った弦です。フロロカーボンを使った弦は「カーボン弦」と呼ばれています。しかしながら、ゴルフクラブなどに使われるいわゆる「カーボン」とは別物です。

私の記憶の限りではこのアリアンスが最初にクラシックギター弦にフロロカーボンを使った弦です。

カンティーガ

プロの間でもおそらく今一番人気の低音弦です。芯線に新しい素材を使用し、しなかやな印象を受ける弦です。

柔らかすぎず硬すぎず、多彩な音が出せることから大人気の弦です。

張り直した感想

プロアルテノーマルテンションからの変更です。

アリアンス:高音は明るいが、固い音になる

高音弦は非常に明るい音がします。が、明るすぎて、爪の当て方によっては少しキンキンした音になることがあります。甘やかな音を出すのはちょっとむずかしいかもしれません。

この問題はフロロカーボンの問題としてよく知られており、最近発売されているカーボン弦は割と改善されていたりします。

ただし、音量はナイロン弦に比べるとずっと上ですし、3弦の音がこもらないというのはクラシックギターにとっては大きなメリットです。このため、3弦だけアリアンスを使い、1,2弦はナイロン弦というセットが公式にサバレスから出ています:

弦の評価: サバレス クリエイション カンティーガ プレミアム ノーマルテンション(Savarez Creation Cantiga Premium Normal 510MRP)
新しく発売されて評判もいいカンティーガプレミアムですが、いろいろな店で売られるようになってきました。私もハイテンションの方を使ってかなり良かったので今回はノーマルテンションにしてみました。 以下の記事で本サイトの弦のレビューや感想、情報記事…

こちらの方が一般には受け入れられやすいと思います。

カンティーガ:低音は重厚な音が出ながら歯切れがいい

サバレスっぽい歯切れの良さはありませんが、非常に重厚な音が出ます。それでいながら重すぎることなく、歯切れの良さも備えています。

弦自体がしなやかで弾きやすいです。

音色の変化も多彩ですし、オールマイティーな弦であると思います。人気であるのもうなずけます。

まとめ

低音弦のカンティーガはなかなか魅力的な音が出ます。これだけ表情の幅を出せる弦はなかなかないかもしれません。

高音のアリアンスはちょっと明るすぎるかな、という気がします。もう少し甘い、やわらかい音も出せる弦がいいので、個人的には1,2弦はナイロン弦の方がいいかなと思います。

サバレス

サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦

サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦 パッケージ

高音弦にクリアで輝きのあるアリアンス(カーボン)、低音弦に倍音豊かで立ち上がりの早いカンティーガを組み合わせたノーマルテンションセット。優れた遠達性とバランスの取れたレスポンスを誇ります。

詳細スペック・テンション表を見る

Characteristics

明るさ
4
サステイン
4
柔らかさ
3
テンション Normal
高音弦 Carbon
低音弦 Silver-Plated
総張力 (Total) 40.74 kg / 89.8 lbs
サバレス 510AR アリアンス / カンティーガ ノーマルテンション クラシックギター弦 各弦スペック・テンション仕様表
太さ (mm / inch) 張力 (kg / lbs) 材質
1弦 0.62 mm (0.0244″) 7.98 kg (17.59 lbs) アリアンスカーボン
2弦 0.69 mm (0.0272″) 6.18 kg (13.62 lbs) アリアンスカーボン
3弦 0.84 mm (0.0331″) 5.68 kg (12.52 lbs) アリアンスカーボン
4弦 0.74 mm (0.0291″) 7.5 kg (16.53 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
5弦 0.86 mm (0.0339″) 6.9 kg (15.21 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
6弦 1.08 mm (0.0425″) 6.5 kg (14.33 lbs) カンティーガ銀メッキ巻弦
爆買ウルトラSALE爆買ウルトラSALE開催中

(追記):クリエーションカンティーガを試してみました:

弦の評価:サバレス クリエイションカンティーガ ハイテンション(510MJ)
ギターを桜井 Maestro-RFに変えてから弦をメーカー推奨のサバレスにしています。最近はもっぱらクリエイションカンティーガのハイテンションです。 以下の記事で本サイトの弦のレビュー(70種類以上)や感想、情報記事をまとめています:3弦が…

(追記):新しいカンティーガプレミアムが登場しました:

カンティーガに”プレミアム(Premium)”シリーズが登場 新素材を巻線に使用し長寿命
サバレス(Savarez)のカンティーガ(Cantiga)といえばプロの中でも使用率の高い低音弦です。そんなカンティーガに新たな製品が登場しました。「カンティーガプレミアム」と名付けられたこの低音弦は巻き線をハイテク素材に変えて寿命が長くな…
弦の評価
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
・週刊クラシックギターニュースの発信
・無料かつ安全な「AIクラシックギターソムリエ」の提供
・弦の交換履歴・レビュー履歴管理アプリ「ReString Logger」の提供
・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

読者のリアルな悩みを、長年の経験から論理的かつ科学的に紐解きます。
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