2026年5月第3週分のクラシックギター界の注目トピックをお届けします。今週のトピックはヤフオクにフレドリッシュや松のラミレス3世などが登場などです。
新製品:クラシックギターの教科書 改訂版が発売など
ヤマハ クラシックギターの教科書 改訂版が発売
ヤマハが出版している「クラシックギターの教科書」の改訂版が5月25日に発売されます:
今までは模範演奏視聴用にDVDとCDが付属していたのが、スマホやPCから視聴できるようになったそうです。
最近はDVDプレーヤーやCDプレーヤーを持っていない人も多いので、順当な改定といえるのではないでしょうか。
無印良品 ネイルケアオイル サマーシトラス
無印良品の定番ネイルケアグッズである「ネイルケアオイル」の、サマーシトラスの香りバージョンが登場しました。
このネイルケアオイルのオリジナルバージョン(無香料)は発売当初は大人気で品切れ続出していたもので、私もいまだに愛用しています。レビューはこちらです:

レビューでも書いているのですが、手が汚れず爪の裏まで保湿できるところが素晴らしいアイテムです。
オリジナルのネイルケアオイルは無香料なのですが、新発売されるものは夏にぴったりの香りがついているようです。気分を変える意味で使ってみても良いかもしれませんね。
Visesnutケースにアーチバックとレイズドフィンガーボードに対応したバージョンが登場
堅牢でおしゃれなケースとして知られるVisesnutケースに、アーチバックとレイズドフィンガーボードに対応したバージョンが登場しました:
アーチバックやレイズドフィンガーボードのギターは特殊な形状になるので通常のケースではぴったり合わず、私も以前使っていた桜井RFでは専用のケースを購入して使っていました:

汎用品でこういったケースが出るのはありがたいです。
レイズドフィンガーボードについてはこちらの記事で詳しく解説しています:

Visesnutを含め、様々なクラシックギターケースをこちらの記事で解説しています:

D’accordoアームレスト
クラシックギター用の新たな後付けアームレストとして、D’accordoというアームレストが登場しました:

ねじで締め付けて取り付けるタイプのアームレストで、EasyStart, Standard, Proの3バージョンが存在します。
日本ではまだ売られていませんが、個人輸入すれば購入できそうです。
クラシックギター用の後付けアームレストについてはこちらの記事で解説しています:

セール情報:ヤフオクにフレドリッシュや松のラミレス3世などが登場など
ヤフオクにフレドリッシュや松のラミレス3世などが登場
たまに名器が登場するヤフオクに、フレドリッシュが登場しました:

現在の価格は887,000円で、さすがにこの価格では買えないでしょうが、相場よりも安い価格で購入できる可能性があります。
ただ、「十分な確認をしていない商品」とありますので、致命的な故障や購入後の高額な修理が必要になる可能性があり、ある意味ギャンブルです。
うまくいけば名器が格安で手に入りそうですが・・・私はパスします。
また、同じくヤフオクに表面板が松のラミレス3世が登場しています:

ラミレス3世といえば杉の表面板なので、松のものはかなり珍しいです。しかも山下和仁氏のお父さんから購入したのだとか。色々と興味深い楽器です。
あとはスモールマンとサイモンマーティもあります:


クラシックギターショップに売れば高く売れそうなのですが、故人の遺品をまとめて買い取ったとかなのでしょうか。
島村楽器 クラシックギターフェスタ(6/5~7/26)
島村楽器のクラシックギターフェスタが6/5~7/26の期間で、全国各地で開催されます:

高価な楽器ばかりではなくリーズナブルな楽器も展示され、ショッピングモールの中にあることも多いのでいわゆるクラシックギター専門店よりも訪れる心理的な敷居が低いフェスタです。
弾き比べコンサートだけでも参加する価値があるので興味があればぜひ。
その他・雑談:MITのバーチャル ヴァイオリン シミュレータが登場
MITのバーチャル ヴァイオリン シミュレータが登場
マサチューセッツ工科大学が開発した、バーチャル ヴァイオリン シミュレータが登場しました:

1715年のストラディバリウスのヴァイオリンのCTスキャンデータをもとに、詳細な3次元モデルを作成。そしてこのモデルを数百万もの要素に分解し、それぞれの材質に応じた応力や運動の物理方程式を適用したのだそうです。
これにより、このヴァイオリンから出る音を計算のみによって再現したのだとか。こちらが再現された音です:
ただ、現段階ではピチカートのみ対応しており、弓による擦弦奏法には対応していません。より複雑なシミュレーションが必要なので、今後の課題とされています。
このシミュレーションのすごいところは、たとえば表面板のここの部分の板厚を変えると音がどう変わるか、表面板の硬さが変わるとどう音が変わるか、さらには弦や糸巻きを変えるとどうなるかなどが、実際にモノを作らずに確認できるところ。
これまではバイオリン職人が膨大な時間とコストをかけて行っていた実験が一瞬でできてしまうのです。
クラシックギター好きとしては、ピチカートに対応しているならもしかしてクラシックギターにも対応可能なのでは?と思いました。
楽器の製作もこれからはシミュレーションの時代かもしれませんね。
あとがき
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