ギター内部の湿度管理と湿度調整がこれ1つで!MOISS2-GC2が安くて実用的

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木でできているギターは湿度調整が重要で、低すぎる湿度も高すぎる湿度も楽器にダメージを与える可能性があります。特に楽器内部の湿度が重要なのですが、楽器内部の湿度を計測できる湿度計は少なく、かつ効果です。HOSCOのMOISS2-GC2は、サウンドホールにつけるアイテムであり、湿度管理と湿度調整がこれ1つでできてしまいます。

サウンドホールに取り付けるタイプの湿度管理/調整器具

HOSCOのMOISS2-GC2は「MOISS Guitar Care」と呼ばれる製品で、ギターのホールに取り付けるタイプの湿度管理/調整器具です。

湿度調整剤というとケース内に入れるものが多いですが、その方法だけだと楽器の内部の湿度を保つのが難しいです。

以下の記事で実験したのですが、ケース内の湿度が適正でも、ホール内の湿度は適正でないことがわかりました。

このため、ホール内にはホール内用の湿度調整剤があった方が良いといえます。

さらに、通常の湿度調整剤は湿度の計測をしてくれませんが、MOISS2-GC2は湿度の計測もできます

一石二鳥とはまさにこのことです。

加湿だけでなく放湿もできる

ホール内に入れる湿度調整剤として有名なのが、オアシスの製品です。

しかしながら、オアシスの製品は放湿はできますが、吸湿はできません。

これに対してMOISS2-GC2は放湿も可能であり、ギター内部の湿度を一定に保つ効果があります

つまり、冬だけでなく夏も役に立つという、一年中使えるアイテムということです。

シリカゲルの2倍の吸湿量と5倍の吸湿スピード

一般的に楽器の吸湿に使われるのはシリカゲルです。

MOISS2-GC2はシリカゲルを使っておらず、使用している物質はシリカゲルの2倍の吸湿量と5倍の吸湿スピードを持つのだとか。

具体的にどのような物質が使われているのかわかりませんが、湿度の急激な変化が起きた際にシリカゲルよりも強いということでしょう。

加熱や加湿で繰り返し使用可能

MOISS2-GC2といえど、一定量以上の放湿や吸湿をおこなうと、それ以上の調湿効果はなくなります。

しかしながら、そうなっても加熱や加湿をすることで繰り返し使用可能です。

また、湿度が高くない状況でも色が薄紫色や桃色になった場合は寿命とのことで、取り替え時期もかんたんにわかります

クラシックギター用とアコースティックギター用の2種類が存在

これまで紹介してきたMOISS2-GC2はクラシックギターのホールサイズ(直径85mm程度)に合わせた製品です。

これの兄弟製品として、アコースティックギター用(ホール直径100mm程度)のMOISS2-GC1という製品も存在します。

価格は2千円以下と、オアシスに比べてリーズナブルであり、その上湿度計の役割も果たしてくれます。

かなりコストパフォーマンスが高いといえるのではないでしょうか。

大事な楽器を守るためにとりあえず入れておきたいアクセサリ

MOISS2-GC2は、湿度調整に加えて湿度測定もできるという一石二鳥のアイテムであり、かつ安いということでコストパフォーマンスの高い製品です。

また、オアシスなどのホール用調湿アイテムと異なり、放湿だけでなく吸湿もできるため、一年中使用できます。

楽器ケースを開けないと湿度が確認できない点だけは弱点ですが、この点はBluetooth対応湿度計を使うしかないでしょう。

ただ、安価にギターの湿度をしっかり保ちたいという目的には非常にマッチした商品であり、他のものを入れなくてもこれだけは入れておきたいと思わせる商品です。

湿度の影響でギターに故障が発生すると多額の修理費が必要になり、音が元に戻らないこともあります。ぜひMOISS2-GC2で予防してはいかがでしょうか。

ギター用品メンテナンス楽器温度/湿度
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

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