音楽演奏家のカイロプラクティック入門を購入したのでレビュー 理論的にクラシックギターの演奏姿勢を追求したい人におすすめ

体のケア
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以前の記事で紹介していた、音楽演奏家のカイロプラクティック入門を購入しました。今までにないギターの特化したカイロプラクティック入門とのことで期待していましたが、参考になるところが多々ありました。

プロのクラシックギタリスト兼カイロプラクターが書いた本

この本はプロのクラシックギタリストでありカイロプラクターでもある角圭司氏が書いた本です。詳細は以下の記事を参照ください:

ピアノとかバイオリンとかメジャーな楽器ではこの手の本を見かけますが、ギターという楽器に特化したものは初めてではないでしょうか?

日本国内のギター人口は600万人?

この本を読んで最初に驚いたのは、日本国内のギター人口は何と600万人もいるそうです。この数字はヤマハ調べだそうですがそんなにいたとは。。。

個人的にはクラシックギターをやっている人口を知りたいところですが、その数字は書いていませんでした。きっと、600万人の大半はエレキやアコギなんだろうなぁと思ういじけたクラシックギター弾きです。

ギターの演奏に適したウォーミングアップがのっている

この本ですぐに役立つと思ったのは第2章のウォーミングアップについてです。

いわゆる準備運動ですが、楽器を弾くのに特化した準備運動というのはなかなかなく、しかもカイロプラクティックに裏付けられたものということで信頼がおけます。

私もやってみましたが、やらずに弾き始めるよりも指がよくまわるような気がしましたし、弾き終わった後の疲労感も少ない気がします。

あるべき演奏姿勢が写真付きで解説されている

第3章ではクラシックギター及びアコースティックギターの特化して、カイロプラクティックの観点からあるべき演奏姿勢が写真付きで解説されています。

さまざまな入門書に「理想の演奏姿勢」は書かれていますが、それぞれ少しずつ違っています。この本のものが一番いい!と一概にいうことはできませんが、カイロプラクティックの理論から導き出された演奏姿勢ということで、理論的に体に優しい姿勢ということはできるのではないでしょうか。

また、今時の解説として良いなと思ったのは、足台だけでなく支持具を使った場合の姿勢についても解説されているところです。かなりギター支持具が市民権を得ていますが、だいたいの入門書は足台を前提にしています。これはなかなか画期的ではないでしょうか?

「グリップ」の概念がかなりよかった

個人的に一番効果があったのは、左手の「グリップ」の概念です。

詳しく書くことはできませんが、左手を構えるときの指の握りについての解説です。

個人的にはかなりこのグリップの概念が心に響き、左手の脱力につながったと感じています

第4章以降は別の本でもよかったかな?もっとギターに特化してほしかった

第4章以降はカイロプラクティック全般についての解説になっています。

感想としては、あえてこの本にのせなくても、別のカイロプラクティック本としてリリースしてもよかったのかな、と思います。

せっかく今までにないギターに特化したカイロプラクティック本なのですから、もっとギターについての内容を書いてほしかったのが正直なところです。

また、この本に出てくるこのキャラクター:

よく見たらギターのようなのですが、何とは言いませんが、一瞬違うものに見えてしまいました。。。

ギターの演奏姿勢に悩んだり、痛みに苦しんでいるなら一読の価値あり

ともあれ、前半の部分は大いに参考になる内容であり、ギターの演奏姿勢に悩んでいたり、腰痛や腱鞘炎で苦しんでいるなら一読の価値がある本だと思いました。

長くギターを弾き続けるためにも体を痛めない弾き方は重要です。

体のケア楽譜/教則本練習
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この記事を書いた人
かーる(クラシックギター研究室 主宰)

クラシックギター歴35年、国際ギターコンクール入賞。愛器「ヘルマン・ハウザー2世」、「ヘスス・ベレサール・ガルシア」とともに、クラシックギターのプレイヤー目線の実践的ノウハウを発信しています。

【当ブログの主なテーマ】
・週刊クラシックギターニュースの発信
・70種以上の弦、支持具やケース等の忖度ない実機検証
・理想の音色を引き出す「爪のケア」「脱力」
・本番で実力を発揮する「緊張克服のメカニズム」
・電子楽譜の始め方や利用方法の解説、便利な機材レビュー

読者のリアルな悩みを、長年の経験から論理的かつ科学的に紐解きます。
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