2026年3月第4週分のクラシックギター界の注目トピックをお届けします。今週のトピックはヤマハがチューナーアプリをリリースなどです。
今週の当サイトの更新情報
今週当サイトでは以下の記事を更新しました。
クラシックギターが難しい科学的な理由について
クラシックギターがなぜ難しいのか、ピアノやヴァイオリンと比較しながら科学的に理由を解説しました:
この記事は評判が良かったようで、Googleがおすすめの記事を紹介するGoogle Discoverに掲載されるなど非常に多くの方に読んでいただきました。まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。
ギターの音色をあらわす言葉とその意味につて
ギターの音色をあらわす言葉の意味を解説しました:
特にスペイン語が面白く、「噛みつく」や「憑依する」といった音色についての言葉とは思えないようなものがあります。日本の三味線や琵琶しかり、やはり文化に根付いた楽器というのは独自の言葉を持っていますね。
新製品:ヤマハのチューナーアプリ「Tuner for Guitar」など
今週の新製品はヤマハのチューナーアプリ「Tuner for Guitar」などです。
ヤマハ 「Tuner for Guitar」
世界に誇る楽器メーカーのヤマハが、ギター向けのチューナーアプリ「Tuner for Guitar」をリリースしました:

シンプルなチューナーアプリで、すぐに立ち上がり、立ち上がったらすぐ使えるのが便利です。
私も実際使ってみたのですが、残念ながらそもそもスマホでアプリを立ち上げるのが面倒なのですよね。クリップチューナーのほうが便利で手軽なのは確かです。
無料でアプリの使い勝手自体は悪くないので、クリップチューナーが壊れた、電池が切れたといういざというときのためにスマホにインストールしておくのはありだと思います。

クリップチューナーをつけると音が悪くなるのでは?と思っている方は以下の記事を参照ください:
ノブロックのAequusの価格が公開
閉鎖した掲示板でお知らせしていたノブロックの新製品「Aequus」の価格が公開されました。
Aequusは低音弦のみで、 CXカーボンやQZナイロン、SNナイロンを組み合わせて使います。
日本でも人気のDouble Silverと比べると、以下のような価格設定になっていました:
| モデル | 価格 |
| CX Double Silver | 18.51ユーロ |
| Aequus CX Carbon | 27.42ユーロ |
差額は8.91ユーロということで、この記事を執筆している時点で日本円で1,600円ほどの差があります。
ということは、2026年4月から値上げされるCX Double Silverの価格から考えて7,000円以上する高級弦になりそうです。
実際には日本のクラシック業界の慣習によりここから常時2,3割値下げされるのでしょうが、それでも実売で5,000円くらいになるのでしょうか。気軽に買える弦ではなさそうですね。

ノブロック弦のラインナップやレビューはこちらの記事を参照ください:
セール情報:Amazon新生活セール Final、ミューズ音楽館で買い替え応援セール
Amazon新生活セール Final(3/31 – 4/6)
Amazonの新生活セール Finalが開催されます:


先行セールが3/31から、本セールが4/3 – 4/6に開催されるようです。
新生活に楽器をはじめよう、ということでクラシックギター関連用品が安くなるといいなぁ、と思っています。
ミューズ音楽館で買い替え応援セール
名古屋のミューズ音楽館で買い替え応援セールが3/21 – 5/24に開催されています:
楽器が普段より安くなるほか、下取り価格アップや、弦が3セット以上で10%オフになるセール、楽器クリニックや弾き比べコンサートが行われるようです。
面白いのは、協力店から楽器を取り寄せられるという点。クラシックギター店はお互いにそれぞれの在庫を販売していた印象がありますが、現代ギターや島村楽器と提携して店頭にない楽器を取り寄せられるのだとか。
こういう動きが広がって日本や世界でクラシックギターが盛り上がるといいですね。
その他・雑談:ギターショップアウラにハウザー1世のギターが入荷など
ギターショップアウラにハウザー1世のギターが入荷
ギターショップアウラにハウザー1世のギターが入荷しています:
1912年製の19世紀タイプのハウザー1世ということで、リョベートやセゴビアと会う前のものと思われます。
力木が改造されている可能性があるそうですが、この年代の楽器ということで大幅な修理か何かの時に行われたのでしょうか。
何しろ私が使っているハウザー2世が1911年生まれなので、まだ1歳になっているかどうかという時代の作品ですから、大きな故障が起きていても不思議ではありません。
19世紀ギターは1本持ってみたいきもしますが、きっとこのギターは高いのでしょうね。。。
銀価格の高騰でノブロックのSterling Silverが販売停止
銀の価格が高騰しているため、巻き線に純銀(正確にはスターリングシルバー)を使った低音弦の「Sterling Silver」が販売停止になりました。
銀はどうやらAI関連の機器で使われるようで、そのために世界的に高騰しているようです。
すでにStrings by Mailでも多くのテンションで品切れになっています:
今のところこのモデル以外に影響はありませんが、普通のクラシックギター弦もメッキに銀を使っているので、いずれは値上げの波が来るかもしれません。
あとがき
何か面白い新製品や、宣伝したいコンサート情報やセール情報がありましたらお気軽に「お問い合わせ」やX(旧Twitter)からご連絡ください:






